バロン(アメリカンショートヘア)の話

こんにちは!

最近、このサイトに「アメリカンショートヘア しつけ」で検索して訪問された方がいらしたようで。

アリアのしつけの投稿にヒットしてしまったようです。

せっかくなので、バロンの躾のお話も記録しておこうと思います。

よく寝ております(笑)

バロンはアメリカンショートヘア ♂(オス)去勢済み。

年齢は 1歳 10ヶ月です。

体重は 5kg 前後。少し前にダイエットしました。

私は、自分の意志で猫を迎えたのは、バロンが初めてです。

アメリカンショートヘアが飼いやすいのかどうかはわかりませんが、躾で大きく困ったことはありませんでした。

躾の前にまずは、猫だけでなくペットを迎えるなら、その生涯に責任を持たなければいけないというお話です。

バロンを迎えたときは本当に急でした。

かのんが老け込んできて、迎えたら少しはシャキッとするかな?という会話はしていましたが。

今となってはバロンを迎えて本当に良かったと思っていますが、これは結果論です。

では、一晩じっくり家族会議して翌日迎える算段をして、何が変わっていたかといえば何も変わっていなかっただろうな、というのも私たちの性質。

毎月、どれくらい出費が増えるか把握して問題が無ければ、あとは世話する手間や時間の問題で、そこに苦はありません。

契約と同時に準備し、飼育環境を整えたのは当日中でした。

主人も私もペットとの暮らしが長かったので苦労はしませんでしたが、初めて迎える方はそうもいかないと思います。

毎年のワクチン代はどれくらいかかるのか、病気になったらいくらぐらいかかるのか、どんな躾をしたらいいのか、ケージはどこに置くのがいいか、などなど。

ペットと暮らすにはある程度の余裕や準備が必要になります。

犬も猫も、共に暮らすなら十数年の付き合いになります。

20歳を超える子もいるくらいです。

ペットにも介護が必要になるかもしれません。

十数年後の自分の生活がどうなっているか、結婚や出産なども含めて想定しておかないと、結婚相手にアレルギーが、とか。

一緒に暮らすのは反対されてしまった、とか。

子供が生まれて手が回らなくなった、とか。

預かってくれる人が居るならとも思いますが、ペットは寂しい思いをすることでしょう。

衝動飼い、ダメ、絶対。

最近は、SNS上でも保護猫、保護犬の里親募集を毎日のように見かけます。

とても立派で、素晴らしい活動をされていると思います。

ただ、そういう方が増えているからこそ、簡単に飼育放棄する人もまた増えてしまうのではと危惧してしまいます。

ワンちゃん、ネコちゃんの寿命は概ね十数年。

ですが、仔犬、仔猫の期間は迎えてから半年もなく、成犬成猫の姿へと変わります。

生後間もない姿だけを可愛がるのであれば、写真や動画だけにしておきましょう。

 

ここまでのことは、あらゆる場面で見る「ペットを飼う前によく考えましょう」の内容ですが、それでも「仔犬にオシッコの躾ができなかった」「ペット不可のアパートで飼っていたら大家に見付かった」「吠えてうるさい」などの理由で手放す人の多いこと・・・

パピーミル等の悪質な繁殖者と安易にペットを迎えてすぐ手放す飼い主の問題に、解決策はあるのだろうか。

 

どうして迎えた後の躾の話の前に、こんなペットを迎える前の心構えから書いているかといいますと、十数年も共生していくためのルール作りが躾の本質だと思っているからです。

結婚等で生活環境が変わってしまったという理由は、ペットの新しい生活を準備してあげられる時間的余裕はあると思うので、しっかりケアしてあげることが大事だと思います。

オシッコの躾ができなかったから手放す→必要最低限の躾ができなかったから手放すことになってしまった。

吠えてうるさい→吠える必要がないと教えてあげなかった。

ペット不可のアパートで飼ってたら云々は人間社会のルールが守れないのに、ペットにルールを教えられるわけがないですから捨ておきます。

共生するために必要なルールを決めること=ルールを守るために必要な躾をしていくこと。

それが我が家の方針です。

どうしても、「このトイレがオススメです!」とか「猫砂はこれ使っています!」、「こうしたらオシッコしてくれるようになりましたよ!」だけで済ませてはいけない気がしまして、ようやく本題に入っていけそうです。

共に生きていくために作ったルールがあるのが前提条件だったもので。

 

まずはアメリカンショートヘア(猫)は犬と違った行動範囲になりますので、犬主体のルールと上手に組み合わせる必要がありました。

犬はほぼ平面で生活しますが、猫は立体的にも生活しますから。

猫の躾といっても、できるだけ躾の数を減らすのも大事かなと思います。

これで遊んじゃダメ、あれで遊んじゃダメとそれぞれ教えていく必要はなく、入られて困る部屋のドアは閉めておく、イタズラされて困る物は扉付きの収納や引き出しの中に入れておくのが一番良いと思います。

我が家はダイニングテーブルの上も侵入禁止エリアですので、上がれるようにはしていません。

具体的には椅子はキチンと背もたれがテーブル面に着くように仕舞っておきます。

そこは上がれない場所と認識してくれたら、椅子が少しくらい曳いてあってもテーブルに上がったりしません。

同じように、キッチンのシンクや炊飯器を置くカップボードも禁止エリアです。

よくシンクに丸まっているネコちゃん、炊飯器の内釜に入り込んでいるネコちゃんの写真を目にしますが、あれは我が家では絶対的にタブーです。

可愛いのにー、ネコちゃんは綺麗だからーなどというのは私には通用しません!

なぜならば、長く共に生きていく上で絶対的なタブーだからです。

どうしてなのか、ここからまた長くなってしまうので、今日はこのくらいにして明日の投稿にしようと思います。

そろそろ夕飯の用意も控えておりますので・・・

今日はここまでー!

最後まで(まだ続きはありますが)読んでくださって、ありがとうございました!

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